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2014年に韓国で公開、当時の日本題が「私の独裁者」でした、日本未公開
下のポスターは韓国で公開された当時のものです↓
今回日本の映画題名を「私の独裁者」から「22年目の記憶」に変更し、2019年1月5日よりシネマート新宿・心斎橋で公開予定です。
「私の独裁者」から日本語題名を変更したのは、どういった理由なんでしょうね‥。
最近、各国の大統領や代表に就く人物が独裁者だったりするので、観る側に先入観が入らないように題名を変更したかもしれません。(完全なる憶測です‥)
ソル・ギョルグといえば、2018年1月に日本で公開された「殺人者の記憶法」という映画がありましたので、記憶系の映画が続きますね‥。
この「殺人者の記憶法」は、ソル・ギョルグ演じる人物が、アルツハイマーの元連続殺人鬼という日本ではタブーすぎて絶対設定されないだろうという人物設定となっております。
そんなすごい設定の人物の前に、新たな殺人鬼の登場により、忘れていた殺人の習慣が蘇る傑作クライムスリラーとなっております。
さらにすごいのは、この「殺人者の記憶法」には、結末が違う『殺人者の記憶法:新しい記憶』というバージョンもあり、こちらの別バージョンも日本公開されました。
パッケージの顔が少し違います‥
韓国映画が素晴らしいのは、人間の持っている汚さやエゴなどを包み隠さず表現されているところ
心の中ではわかっていてもここまでは描いてはいけないと感じる部分まで、韓国映画の中では丁寧に描かれたりするので、映画の内容にすごく惹きつけられます。
例えば、「オールド・ボーイ」は近親相姦を描いてますし、『7番房の奇跡』では、主演の精神遅滞者への無慈悲な対応をする権力者が出てきます。
日本の一般映画でここまで具体的に描写しているシーンなどはあまり見かけません
この映画はタイの国が舞台となっており、児童買春を描いていますが、さらに臓器売買にまで話しが続いていきます。
日本人男性が児童買春の主要顧客となっていることは、現実の世界と同じように描かれています。
私はこの映画を、ある名作映画館で観ましたが、あまりにも過酷な内容に吐き気を覚えました。
映画の結末も、とんでもない結末を迎えます。
日本人の監督で、タブーに踏み込んだ内容を描ける数少ない監督ではないでしょうか‥。
話しを戻します‥
ソル・ギョルグ、パク・ヘイルの2大主演の映画『22年目の記憶』が2018年1月公開されます
シネマート新宿に「ファイティン!」を観に行った際に、いただいたチラシです。
シネマート新宿のサイトには、まだ「22年目の記憶」の公開情報がアップされていませんでしたので、興味のあるみなさんに先にお伝えしようと思いました。
ソル・ギョルグは、現在シネマート新宿でも公開されている「1987、ある闘いの真実」にもメインではありませんが出演しています。
ポスターにも写真がでていませんね‥。
前回もお伝えしたとおり、11月からシネマート新宿では「のむコレ」が開催され、韓国映画が4作品上映されるので、当面は韓国映画はこと足りそうです。
今度も日本での韓国映画の公開情報などをお伝えしていきますので、たまにのぞきに来ていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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